今回は少し変わりまして、車種検討時の考え方をご紹介していきます。
中長期目線を入れる事でコスパの良いカーライフが送れます。

好きな車に乗りたい

みなさん、自分の好きな車に乗りたいのは勿論ですが
実際にはお金とのバランスを見て落とし所を探す方が多いと思います。

またライフスタイルの変化にも合わせて行く必要があるので、ご家族が居る方は自分ひとりでは決められなかったりもします。

結果的に優先順位の問題から趣味性が下がり好きな車に乗りづらくなるご家庭が多いです。

そこで、コスパを意識した車種検討をする事で好きな車と家庭の両立を行うのが車FPの考え方です。

継続的な趣味は人生全体を豊かにする

お金管理をする中で、わたしは趣味を『自己投資』枠に入れています。
人生を豊かにするうえで必要な体験だからです。

なので家計管理の中で多すぎても少なすぎても良くない。
人生費用全体とのバランスが大事!となります。

コスパを意識した検討

車についてもコストパフォーマンスパを意識して選んでいき

お金を掛けすぎずない事で結果的に継続的に楽しむ事も出来るので、人生全体に対してもコスパが良くなります。

投資目線で考える

わたしはある程度の金額がするモノを買う時には必ず、少し投資目線を入れて考えるようにしています。

気にする項目としては

投資目線のコスト感覚
  • イニシャルコスト
  • ランニングコスト
  • 使用年数
  • 減価償却
  • リセール

最終的な出口まで見据えて最初の金額を決めます。

何年乗るか先に決める

使用期間は結構大事で、10年以上乗る車と5~6年で乗換をする車では当然掛けられる金額が変わってきます

また長く乗る中でランニングコストの掛かり方やリセールも変わってくるので、当然そこもある程度見通しを立てます。


過去の事例を出すとこんな感じ

経過年数発生費用内容走行距離費用/年累計費用
0830,000イニシャル93,000830,000
196,000コーティング100,000926,000926,000
2155,000車検/整備107,000540,5001,081,000
3114,000カスタム114,000398,3331,195,000
4-300,000売却121,000223,750895,000
 

1年辺り費用が30万を切ってくるとだいぶ安く乗れた感覚になります。

日々のメンテコストも減価償却と考える

この運用の中で大事なのは整備する際の交換部品を決める時にも
あと何年乗って、それが費用回収出来るのか を常に考慮して決める事です。

固定資産税の原価償却みたいな考え方ですね。

高いメンテコストを支払うと、その分乗換が先に行ってしまうのであえてそのままにする事もあります。

リセールを予想する

売るときの金額を買う時に考えるというやり方です。

ハッキリ当たるわけでは在りませんが、

結局のところイニシャルとリセールの差額がその車を乗る事で掛かるコストなのでイニシャルが非常に高い車でも売る時の価値が下がらければ安く乗れた!となります。

分かりやすいのだと下記の車種はリセールが下がらないので有名ですね。

新車で買って3年後に売っても、ほとんど価格が変わらず
10万で3年乗れました-みたいになるそうです

リスクも考慮する

値下がりがしづらい車はイニシャルが高めな場合が多いです。

一見するとそういった車に乗るのが一番コスパ良いようにも感じますが、車は公道を走るモノなので常にリスクにさらされている状態になります。



300万の車が追突されて『修復歴あり』になり、230万みたいな下がり方もあります。

こういった価値低下は車両保険に入っていてもカバーできないので、乗り方によってもイニシャルコストのバランスを考える必要があります。



わたしの場合はワインディングを走る事が多く、それなりにスピードも出るのでリスクは高めなのと

事故が無くても飛び石などで小さなキズが入ってしまうのでイニシャル上限をある程度決めています。

※もちろん収入とのバランスもあるので、そこも年々上げてはいます

まとめ

出口まで見据えたコスト検討を行い、生活費とのバランスを取ることで

好きな車との両立を取った豊かなカーライフを送りましょう!

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